公益財団法人教育支援グローバル基金|ビヨンドトゥモロー

【お知らせ】ELSA Japan と連携し奨学生の英語学習機会を拡充

この度ビヨンドトゥモローでは、AI 英語学習サービスを提供する ELSA Japan 合同会社(東京都渋谷区、代表:今尾大)からの協賛によ り、当財団の奨学生に対し法人向け AI 英語コーチ「ELSA Business」の導入を開始しました。 

本取り組みは、経済的・社会的困難を抱える若者に対し、グローバ ル社会で活躍するために不可欠な英語コミュニケーション力を身に つける機会を提供するものです。ビヨンドトゥモローという逆境に ある若者支援のプロジェクトにおいて、進学のための給付型奨学金 やリーダーシップ育成プログラムを提供する活動に加え、さらなる 学びの機会提供を目指します。

広がる「グローバル機会格差」

 近年、生活費や留学費用の高騰により、若者が海外に挑戦する機会は 大きく制約されています。調査によれば、約 8 割の学生が経済的理由から留学をためらっているとされており(※1)、グローバルな経験機会には 依然として大きな格差が存在しています。 また、日本では世帯所得によって教育支出に差が生じていることが指摘されており、英会話スクールな どの学外学習機会へのアクセスにも影響を及ぼしています(※2)。

 さらに、日本の学生は英語で自分の意見を話すことに対する自己評価が他技能に比べて低い傾向があ り、知識としての英語力だけでなく、実際に「話す経験」の不足が課題となっています(※3)。

特に、 家庭環境や生活状況に制約のある若者にとっては、英語を実践的に使う機会そのものが限られているの が現状です。 こうした中、ビヨンドトゥモローではこれまでも海外研修やリーダーシップ教育の提供を通じて若者の 挑戦を支援してきましたが、日常的に英語力を高める機会の提供は十分とは言えませんでした。

今回、ELSA Japan 合同会社との協働により、時間や費用の制約を受けにくい AI 英語学習を導入するこ とで、奨学生が日常的に英語を「使いながら学ぶ」環境を整備し、さらなる学びの機会提供が実現しま した。

 

取り組み概要 

今回の連携では、奨学生約 20 名を対象に、法人向け AI 英語コーチ「ELSA Business」を試験導入しました。 

• 提供期間:2026 年 1 月〜3 月 

• 対象:ビヨンドトゥモロー奨学生(高校生・大学生)約 20 名 

• 内容: 

o AI による発音矯正 

o 英会話ロールプレイ

 o 個別最適化された学習プログラム 

 

時間や費用の制約を受けにくいデジタル学習により、学生が自分のペースでスピーキング力を伸ばせる 環境を整備しました。

 

 

奨学生の声

 「AI 相手だからこそ、失敗を恐れず何度でも練習できる点が大きな魅力です。発音だけでなく文法や 語彙のフィードバックもあり、実践的な英語力が身についていると実感しています。実際にアルバイト先で海外のお客様と英語で会話し、コミュニケーションの楽しさを感じることができました。」

25 年度インターン生(24 年度奨学生) 

 

ビヨンドトゥモローとしての意義 

ビヨンドトゥモローは、「逆境にある若者が、自らの経験を力に変え、社会に貢献するリーダーへと成 長することを多方面からサポートする」をミッションとしています。 英語は単なるスキルではなく、多様な価値観に触れ、自分の考えを世界に発信するための重要な手段で す。本取り組みを通じて、学生たちが「自分の言葉で世界とつながる力」を身につけることを期待しま す。 

 

26 年度の活動予定 

2026 年度は、本トライアルの成果を踏まえ、高校生奨学生および大学 1 年生奨学生を対象にアプリの 提供を継続します。時間や費用の制約に左右されず、日常的に英語を「使いながら学ぶ」ことができる環境を整備し、継続的な学習機会の確保を目指します。

<参考> 

(※1) 日本学生支援機構「トビタテ!留学 JAPAN『海外留学への意識と実態調査』」(2024 年) https://tobitate-mext.jasso.go.jp/news/495.html 

(※2) 文部科学省「子供の学習費調査」 https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/1268091.htm (参考:結果概要) https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/mext_00002.html 

(※3) ベネッセ教育総合研究所 英語教育に関する各種調査より

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