【プログラムレポート】「奨学金やキャリアについて考える!奨学生向けオンラインプログラム実施」
26年度生に向けてのキャリア・奨学金ガイダンス開催
ビヨンドトゥモローでは、6月に奨学生向けオンラインプログラムを実施しました。
本プログラムは、経済的な理由で挑戦を諦めることなく、自らの将来を切り拓くための具体的な知識とマインドを養うことを目的に開催されました。前半は高校生奨学生(エンデバー生)12名を対象に「奨学金講座」を行い、後半は大学等1年生のジャパン未来スカラーシッププログラム参加者も加わって「キャリア講座」の二部構成で実施しました。
1. 実践型!奨学金講座 ~自分に合ったチャンスを自ら掴む~
「お金を理由に夢を諦めなくていい」という力強いメッセージから始まったこの講座では、元ビヨンドトゥモロー奨学生で現在インターン生として活躍する先輩たちが講師となり、実体験に基づいた奨学金活用術を共有しました。
- 奨学金の基礎知識: 給付型(返済不要)と貸与型(返済必要)の違いや、それぞれのメリット・注意点を解説。
- 先輩の事例紹介: 理系・文系、実家暮らし・一人暮らしなど、異なる境遇の先輩たちが、実際にどの奨学金を年間いくら受給しているかという具体的な数字を公開しました。複数団体から数種の奨学金を得ている先輩もいて、参加者も真剣に聞き入っていました。
- 奨学金探しの4つの心得:
- 情報は待たずに自ら取りに行く。
- 推薦状や書類の準備は計画的に(1〜2ヶ月前から)進める。
- 周囲(先生や職員)に相談することをためらわない。
- 自分の経験や思いを言語化する練習を積む。
- 実践ワーク: ビヨンドトゥモローの卒業生が社会的養護出身者のための奨学金検索サイトとして立ち上げた「Miomus(ミオムス)」をはじめ、奨学金検索サイト「ガクシー」や「Canpass」等が紹介され、自分の進路や条件に合う奨学金を実際にリサーチ。各自で調べた情報をスプレッドシートにまとめた後、参加者全員が発表してそれぞれの気づきを共有しました。
- 参加者の声:
”インターンの皆さんがどんな奨学金を受けているのかを知れて、実際に調べることができてよかったです。”
”日本学生支援機構のような、代表的な奨学金しか知らなかったので、今回をきっかけに地域としてやっている奨学金制度などを調べることができてよかったです。”
”奨学金の検索は難しいことを今回知ることができました。「立地」で検索したら地方だと結果が一気に減ってしまったり…。これから一人でも調べたいと思いました。”
2. キャリアセッション ~自分の「軸」を見つける~
後半は事務局スタッフ赤松によるレクチャーで、将来の進路選択において不可欠な「自分自身の価値観(軸)」を深掘りするワークを行いました。
- モチベーショングラフの作成: 幼少期から現在に至るまでの「やる気の波」をグラフ化して、いつ、何があった時に自分のモチベーションが上下したのかを可視化。
- 価値観の言語化: グラフの共通点から、「自分はどういう活動に燃えるのか」「どんな組織カルチャーが合うのか」をグループに分かれて分析。「新しい挑戦が好き」「チームプレイが得意」といったそれぞれの価値観(軸)を発見しました。
- 自分らしく生きるために: 自分の軸を知ることで、周囲に流されず後悔のない選択ができるようになり、また失敗しても学びと捉え、まずは行動を起こすことの重要性が伝えられました。
参加者の感想:
”今高校三年生で進路のことを決めているのでタイミングが丁度良かったのと、ディスカッションの時間が多くて楽しかったです。”
”グループワークでは、周りの子のお話を聞くことで私も頑張ろうという気持ちになったり、新しい考え方に触れることができて面白かったです。また、自分自身のモチベーションを知ることが、今後のキャリアを考えるうえでのヒントにもつながる感じがして、いつもとは別の視点で過去を振り返るいいきっかけになりました”
”どんなカルチャーが自分に合うか?は考えたことがなかったのでためになりました。”
”自分軸について見直したいと改めて思いました。自分らしく生きる、このことを忘れず生きていきたいです!”
26年度の奨学生は8月に東北研修、9月にインドネシア研修・米国研修に挑みます。国内外のさまざまな社会問題や団体の活動現場を訪問することで、視野を広げて問題意識に磨きをかけて自分らしいリーダーシップを発揮してくれることを期待しています!





